この夏に作った大きな仕事の1つに、池袋文芸坐の元経営者、三浦 大四郎さん(6月に逝去された)の記念品グラスの製作があった。
文芸坐と言えば、誰もが知る名画座。
僕も若い頃は当時の彼女にヒンシュクを買いながら、文芸坐に足を運んだものでした。
イラストを描いたのは、イラストレーターであり、CMディレクターでもある宮崎祐治さん。
三浦大四郎さんと若い頃から深くお付き合いをされてきた方です。
宮崎さんの描く世界は、繊細で温かく、文字さえ何とも言えない味がある。宮崎さんに【このフォント、使いたいです!】と、お願いしたほどでした。
しかし、白黒ハッキリ分かれているものを彫るのが普段の作業なので、繊細なイラストを彫刻するのはとても難しかった。。。
少しでも宮崎さんの世界を表現できるよう、何百個もという数でしたが、1つ1つ作りました。
自分の好きだった世界に関われたのは光栄。
これもご縁と思います。
三浦さん、宮崎さん、ありがとうございました!
コメントをお書きください