耳を疑った。
数日前、フリーダイヤルでかかって来た電話です。
朴訥で実直そうなその声。電話の向こうでこう言います。
【初任給で両親にシャンパンをプレゼントしたいんです。間に合いますか?】
いや、絶対に絶対に間に合わせんだろ。そんなの。。。
いまどき、そんな…そんな素敵な青年がいるとは。
しかも靴下をプレゼントとかは、たまに聞くけどさ。
東北から上京。この春から寮住まい。
GWに帰省すると言います。
生花店を営むご両親は、なんと!僕より年下でした。
シャンパンと共に、お婆ちゃまへステンレスのタンブラー。
ココロを込めて、速攻で(笑)作りました。
彼はせっかくのお休みにわざわざ商品を受け取りに、来店してくださった。今日はこれからお友達と浅草に行くそうです。
まだ幼い顔に立派な体躯。
これから国を守ってくれるご職業です。
丁寧に頭を下げて帰って行ったHさん。
お礼を言うのはこっちです。
連休の始まり、昭和の日。
とても清々しい気持ちで仕事が出来ています。
日本は、人間は素敵ですね!
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